■今日のコーヒーは苦い

さめざめと泣くほどの感情の高ぶりは無くとも。

失われた命が同級であることは胸の奥を締め付けるかなりの力となっている。

ましてや子供を残していては。

彼自身の深い部分を知らなくとも、彼の無念を痛い程感じる。



しかしこればっかりは。

仕方が無い。

しようが無い。

誰一人抵抗する力を持ち合わせてはいない。

何ともやるせないこの気持ちもやがて時間が風化させるであろうって事はもう承知している。
そんな後ろめたささえ「明日はわが身」という言葉で中和させる事も出来る。
大人になっちまったんだって言い方でも救われるよね。



って!誰も聞いてねーーー!!

「顔はきれいなままらしいよ」
「そうなんだーうちの親戚なんてさー・・・(自己規制)」
「あ。あれ○○じゃね?太ってるねーー。声かけてこようか」
「焼香済んでからにしたらば?」
「あ!△△だ。久しぶり!□□って今どうしてんの?」



正直全部が自己規制の対象だと思うくらいの不謹慎さ。
なかなかのゲテモノでも受け入れ可能なワタシでもさすがに軽い眩暈。

すごい。すごいよ。

この図太さは何なんだ。

(あくまでもワタシの周囲の連中の話として。)
女は [子を産む=生を授ける仕事] を成し遂げると、死に対する価値観が変わるのか?距離感が変わるのか?

神になるのか?





しかしその強さ。非常に羨ましい。



合掌

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