緑では無かった

2005年4月10日
良く言えばインフルエンザ
悪く言えば食い過ぎ
はっきり言って原因不明

てか病院へ行けば良い。



早朝のトイレに異変。

ウンゲロ〜ウンゲロ〜
プシュ〜プシュ〜

リアルに表すつもりは無い。
あくまでもソフト志向。

寝ぼけた脳で思い出した名作。

覚醒とともに取り戻す聴覚。

微かに聞こえるヒト科の悲鳴。

辛うじて聞き取れた日本語。

たすけて〜たすけて〜

A 行かなきゃ。
B わかってるよ。
A 何かが起きている。
B わかってるって。しかしこのイヤな予感は何なんだ。
A 目で見ろ。そして現実を受け止めろ。
B 待て。まず作らせてくれ。最悪のイメージを。最悪のシナリオを。

フラフラと現場へ出向く。

思わず一句。

【ひさびさに しそうになった もらいゲ○】

た、たのむ。
パジェロまで狙えとは言わぬ。
せめてタワシを取る努力が欲しかった・・・・絶命。

本人を攻めても仕方なかろう。
睡眠中に起きたハプニング故、ここにたどり着くまででも奇跡に近い。

ああ、やはりイメージトレーニングは大切だ。
なんて理性的。万歳自分。頑張れ自分。

ぞうきんを握り締め、自らに打ち寄せる波と戦いつつ、悪魔どもを退治する。

とりあえず本日我が家のトイレの換気扇はフル活動をしてもらわなければならぬ。

「本当にすまない。そしてありがとう。ありがとう」

ウルウルと感動のようなモノを抱えた目で見つめられた。

そのココロはワタシにはわかる。



その昔、いつものようにお調子に乗り過ぎたワタシは、絵に描いたような泥酔状態。
両足が文字で言うところの【リ】だ。

当時の恋人クンは、一生懸命、部屋へ運んでくれた。

ベッドに横たわるワタシに異変が起きる。
『ふ、ふぁく・・・はく・・・』

恋人クンはワタシの顔の前に両手を広げる。

「ここに吐け!」

こんな時にだけ素直で従順なワタシ。

砂漠ですくった湧き水を運ぶがごとくトイレに走る恋人クンの背中を見送り、ワタシは息絶えた。

翌日、ワタシはこの恋人クンの両腕を一日中握り締めていた。多分。

それから4年も彼が恋人クンでいつづけたコトにも敬意を表す。



そう言った意味では、ワタシは彼を責めるコトなんて言えた義理は無く、むしろ、Thank you for your kindness と天を仰いで歌うべきなのだ。

しかしながら、幼稚園の時の遠足バスでワタシの膝の上に、見事なお店を広げたMちゃんのコトは今でも普通に頭に来る。

*人生 日々 修行足らず

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