しょぼくれGメン

■スカートの中の具■

割りと具沢山。

ヒサシブリに生足＆スカートを。

スパッツ＆スカートとかジーンズ＆スカートで、
年中冷え性対策を欠かさなかったんだけど。

何となく魔が差して生足。

さぶ。
さぶさぶ。
か、帰りてえ。

イキガッテ外へ出たものこんな状態。

結局【ぶらしん】行って帰るコトに。

■

弱いってゆうな。

■

激安なお菓子をポイポイカゴへ放りこむ。

何やら背後に感じる何か。
人ゴミだから仕方ない…でも違う。

後頭部に感じるンだ。

ナマズで言うトコロの地震で騒ぐみたいな。
猫で言うトコロの死ぬ時にどっか行くみたいな。
ネズミで言うトコロの災害が来るから逃げるみたいな。

野性の女。それがワタシ。

いた。

てめー何なんだよ。その不自然な手提げ袋はよ！

さっきから適当に菓子袋手に取って見てる様だけど、
全っ然気が入ってねーんだよ！

ワタシもまぁまぁ変態だから変態が判るんだぞ！

お菓子は後だ。もう、ワタシはワタシでは無い。
【おパンツ★Gメン】に任命された。（自分で指名。弱そうだ）

当初はワタシの後ろをちょろちょろ付いて来ていたが、
フイ打ちでクルリとワタシが振り返るもんで、諦めたようだ。
そして次の獲物を狙う。

ボックスプリーツのギャール。

輸入チョコの影にワタシ。
家政婦は見た風な体勢。
うっかり食いそうになる…訳はない。
それ位に集中。

ヤツは始めはその変な手提げを肩にかけているのだが、
ギャールのソバに行くと何故かその手提げを手に持ちかえるのだ。
その動作を何度も何度も繰り返す。

そして、その手提げをギャールのスカートの裾にくいっと引っ掛ける。
何気無い様で全っ然不自然だ。

---間違い無い。勘違いでは無さそうだ。

ぶっ殺してやる

チョコレートを両手にウハウハしているこのヒト（スウィート）→いたんかヲイ→は、この際ほっておこう。

コイツに言うと騒ぎ立てるのでやっかいだ。
捕るものも捕れない。

よし。
もう少し泳がせるとするか。

小学生の頃、ドッジボールで鍛えた横目作戦を駆使しながら、ヤツを見張る。

その時！！！

「おいおい！お前！ポテトチップス79円やって〜！」

「なぬ！安い！！」

み、見失った…

スウィートが悪いのか。
ポテトチップスが悪いのか。
ぶらしんが悪いのか。

食い意地張ったワタシが悪いのか。

くやしー！きー！

「何？！女の子のおパンツの危機だったのか！よーし！やっつけちゃる！」
と、大声で腕まくりするアナタ。

「どこや！どこや！」
と、キョロキョロするアナタ。

あなたはGメンには絶対なれない。

■

まあ、ワタシは別に見られても良いですけどね。
大したおパンツでも無いですし、この歳ですしね。
ってか、ハズレですわ。

■

しかーし！

世のギャールのおパンツは守ってあげたいのだ！

シャキーン！！

■

大きなお世話。ね。